日本語→英語→中国語 独学・独習のための瞬間作文 その1 「私は日本人です。」

ベストセラー『瞬間英作文』のような要領で、音声のみで中国語の瞬間作文ができる教材を探していたのだが、見つからないので自分で作ることにした。視聴やダウンロードは下のアイコンでどうぞ。スクリプトもあります。

ムービー

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英語を学びながら英語を学ぶ〜英語解説ペーパーバックのすすめ〜

ベストセラー『英語耳(松澤喜好著)』に書かれていた以下の文章に出会えたことが、その後の筆者の英語学習を基礎付けたと言っても過言ではない。

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繰り返しになりますが、正しい発音ができる人は、英語の本を読むことでリスニング力自体を伸ばすことが可能です。

(中略)

実力がついてくると、黙読の速度が話す速度に近づいてきます。この状態で読書を続けられるようになればしめたものです。読書をすればするほど、リスニング力がどんどん上がります。音声の聞き取りにも、だんだん余裕が感じられるようになるはずです。

そして、読むスピードが話すスピードを追い抜いたとき、音声の聞こえ方がスローモーションのようになるのを体験できます。リラックスして聞いていても、楽に理解できるようになるのです。


黙読であっても、頭の中では“音”が鳴っている。その“音”を“聴く”ことそれ自体がリスニングの訓練になりますよ、ただし正しい発音を身につけていることが条件。ということだと理解している。

当時、リスニングが大の苦手であり、リスニング力を向上させるためにはどうしたら良いのかと途方に暮れていたところで上の文章に出会った。なにより嬉しかったのは、「リスニング力を向上させるためにはとにかくたくさん聴くしかない」という思い込みを相対化してくれたことだ。

当時の筆者は、普段の英語勉強に上乗せして、興味も無いのにBBCを聴いたりCNN Videoのニュースを視聴するといった方法に疲弊していた。言ってることが分からない話を聴き続けることが苦痛であったのだ。聴いた音声を逐一書き出す「ディクテーション」という方法があることも知っていたし、試してはみたが、性に合わなかった。


というわけで、「英語多読ならペーパーバック!」との思いから、Amazonで上位だった人気小説 Twillight に挑戦したのだが、いろいろなものが足りずに途中で挫折した。まず、たいていの会話文の意味が取れない。地の文においても意味が取れない部分が多々あり、ストーリー自体を追うことができなかった。著者が工夫を凝らして構成した伏線にも気付いていなかったに違いない。とあるカスタマーレビュー曰く、「ストーリーの持つ独特のリズム、雨の町の静かな雰囲気、主人公の心の色、それから、特徴的な後半のジェットコースター的な急速展開は、Twilightの持つ大きな魅力です。」ということらしいのだが、そのいずれをも体験することができなかった。

要は実力不足ということでペーパーバックはひとまず諦め、試行錯誤の末、TOEICのリスニング対策に限って言えば、模試問題集のリスニングスクリプトとリーディングの問題文を音読(脳内音読)すればとりあえず事足りる、という地点に至った(英語学習〜多聴・多読編〜)。「音声の聞こえ方がスローモーションのようになる体験」はまだできていないが、音声が早いとは感じなくなった。


ただどうしても、1年くらい模試問題集の音読(脳内音読)を続けていると飽きてくる。というわけで最近思いついたのが、各種英語の使い方について書かれたペーパーバックを読んでみようということである。

例えば、将来英語で文章を書く必要がありそうなので、英語ライティングに関する教則本を手に入れるとする。そういったときに、日本語で書かれたものでなくて、“向こうの人”が、“向こうの人”向けに書いた本を読んでみる、ということである。

ネイティブがネイティブ向けに書いた本は難しいんじゃないのか、という疑問はあって当然だが、実際に読んでみるとむしろ英語で書かれた解説書のほうが分かりやすい、ということに気づく人が少なくないんじゃないかと思う。要は、けっこう分かりやすく書かれている。


小説ペーパーバックに挫折して1年ほど経ってから再挑戦したペーパーバックのひとつが The Elements of Business Writing (Gary Blake, Robert W. Bly 著)である。日本語で言えば『ビジネスライティングの基礎』とでもなるだろうか。

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1992年に書かれた本だが、未だに人気のある本。明確に書くこと、簡潔に書くこと、説得力を持たせることの重要性が、不適な例文とそれを修正した例文とともに分かりやすく解説されている。また、カンマ・コロン・セミコロン等の各種 punctuation や、省略形、大文字の使い方も説明されている。


この手の英語解説ペーパーバックの一次的に良いところは、以下の2点だと思う。

  • ネイティブ著者のほうが日本人著者より詳しい(ハズ)
  • 安い


例えば日本語によるビジネスレターの書き方を学ぼうと思ったとき、日本に数年間滞在した経験のあるアメリカ人の『日本式ビジネスレターの書き方』なる本よりは、日本人の専門家が書いた本の方が優先順位が高い、というのが自然だと思う。英語ライティングを学ぼうという場合についても同様のことを言っているだけである。

そしてペーパーバックは、ペーパーバックであるからにして安価である(ペーパーバックとは、安価な紙に印刷され、ハードカバーの様に皮や布や厚紙による表紙を用いていない形態の本のことである。〜Wikipedia〜)。上で紹介している本も、Amazonで買えば新品が764円で手に入る(2010年10月31日現在)。日本語による類書がこれほど廉価で手に入ることはほとんどない。


そして、この手の英語解説ペーパーバックの二次的に良いところが、以下の2点だと思う。

  • 本の内容以外にも、その本を読むことそれ自体が英語の勉強(語彙力増強、文法の整理、読解力養成、リスニング力向上等)になる
  • 文学的で凝った表現や会話文が登場せず、長くてもせいぜい2、3ページ読んだら次の見出しが始まる


もちろん本の内容も多分に示唆に富むのだが、私たち英語学習者にとっては英文を読むことそれ自体が英語の勉強に繋がっている。さらに冒頭に紹介した松澤喜好氏の主張を信じるならば、多読によりリスニング力を向上させることもできるということだ。このことは小説ペーパーバックを読む場合と同様である。

小説ペーパーバックと異なるのは、いづれ慣れていく必要があるのかもしれないが、文学的で妙に凝った表現や、平均的日本人英語学習者にとって不慣れな会話文が登場しないということだ。そうであるために、小説よりも非常に読みやすい。また、意味が取れない部分があったとしても、せいぜい3ページほど我慢すれば新しい項目の説明に移るので、そこで気分を切り替えることができる。ストーリーを追えない、伏線に気づかない、登場人物の名前がこんがらがる、ミステリを読んだが結局犯人が誰だったのか分からなかったというような、小説ペーパーバック挑戦者にありがちな、ソポクレス級の悲劇に見舞われる心配をしなくて済む。


ペーパーバックの多読により確かに英語力が向上すると思うし、それ以上に、海外の著作の原作を読むことができるのだから、読書の楽しみが増えるだろう。ただ、その世界への入り口が、1年前の筆者には酷く小さく見えた。さらにその入り口の前には、筆者の挑戦を挫くべく意地悪な門番が傲然屹立としているように感じられた。

その1年後、別の入り口を見つけた。ここの門番は向こうに比べて幾分優しそうである。


P. S.
今日、約半年ぶりにTOEICを受験してきたのだが、Readingの問題文中に日本人と韓国人、架空の韓国企業がたくさん登場していた。受験者のほとんどが日本人と韓国人であるということが関係しているんだろうが、特に今回はやけに登場回数が多いと感じたのは気のせいだろうか…


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英単語を覚えるための便利エクセルツール

本blogで散々、市販・自作に関わらず単語帳の不必要性を説いておきながら単語暗記ツールの紹介をするのも変な話だが(英語学習〜語彙力編〜)、筆者が個人的に、このツールの開発者のファン(というか各種影響を受けた)だから、という理由により紹介。


作成者はとつげき東北氏。国家公務員でありながら、特別許可を得て現在東京大学の非常勤講師も務めている。詳しくは以下の各リンクより。

  • twitter
  • Wikipedia(麻雀研究についての説明がメイン)
  • ホームページ(麻雀に興味がなくても、「名言と愚行に関するウィキ」「嫌し系」は思想・思考力を鍛えるのに非常に役立つ。本blog筆者は大学1年生のときにこれらの文章と出会い、自分とほぼ同年齢の時にここまで考え抜き、文章化し、公開している人がいたということに感銘を受けた。)


さて、掲題のツール「単語クソ暗記やりやすすぎて泣けるエクセル!」はこちら(【実用サンプル】英単語テストシート)からダウンロードできる。


使い方等は以下の各動画で見ることができる。

特に3番目の元動画は、プログラミング初心者にとって、Excel VBAで自作プログラムを組む時の良い参考(情報の集め方等)になると思う。プログラム自体は難しいものでは全くない。


筆者が英単語を覚えるためにこのツールを用いることはないだろうが、何か一対一対応のものを暗記する必要に迫られたときに、活用することがもしかしたらあるかもしれない。そういうときに便利だとは思う。


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英会話恐怖症を克服するために〜発音の矯正とパターン表現の暗記(後編)〜

前回の記事で、英語話者相手に自信を持って、少なくても物怖じせずに英語で会話できるようになるための第一歩として、正しい(日本人以外に通じる)発音を習得することの重要性について書いた。

例えば、音痴であることを自覚し恥じている人にとって、人前で歌うのは心理的負担が大きいのと同様に、発音を学んだことがない状態の英語学習者にとって、生粋のカタカナ発音を人前にさらけ出すことは、大抵の場合ばつの悪さを抱く原因だと思う。

1フレーズでも歌ってしまえば自分の音程に対する不出来を露呈してしまうのと同様に、1センテンスでも発してしまえば自らのジャングリッシュを披露してしまうことになるのだから。そして相手に "Sorry?" とでも聞き返されたらもう後の言葉が続かない。もう一度繰り返したところで相手に通じるとは思えないし、とっさに別の表現で言い換える余裕も初心者にはまだ備わっていない。仮に別の言い方で説明するにしても、自分のつたない発音をさらす時間がさらに延びるとなれば気も進まない。


基本的に、日本語と英語の発声の仕方は全く異なる。なので、まずは音声付の発音教則本を一冊手に入れて発音を一通り学習することだ。幸い、音痴の矯正と違って発音の矯正は、一冊の本と数週間の練習があれば達成できる。少なくても、つたない発音が原因で相手に伝わらず、聞き返される頻度は圧倒的に低くなる。

なにより、発音が修正され、「自分の言いたいことが相手に通じた」というある種の“成功体験”を得ることが非常に重要だと思うし、この体験があるかどうかが後の英語学習を大きく左右するとさえ思う(各種短期留学が実りのあるものになるかどうかは、現地でこの“成功体験”を得ることができたかどうか、というところにあると思う)。


英会話に臨む前に準備することのひとつが発音の矯正、ということでした。そして、もうひとつが、

  • 繰り返し使えて応用の効くパターン表現を、瞬間的に言えるようになるまで練習する

ということである。ここでのパターン表現とは、「こういうシチュエーションではこう言うのが自然」であったり、「こう言われたら普通こう返す」といった決まり文句のことである。筆者は別に、発音の矯正とパターン表現の暗記を完璧にしてから実践に臨むべき、と言っているのではない。英会話力を向上させたいのなら、オンラインの英会話、あるいは留学生活等と並行して、発音の矯正とパターン表現の暗記も行ったほうがいい、ということである。


ところで、英会話の最中に相手の言っていることが分からなくなって聞き返したい場合、なんと言えばいいだろう(この記事で言うパターン表現とは例えばこういうことである)。筆者が中学校のときに習ったのは、“パードゥン?(Pardon?)”であった。周りの知人に訊いても「パードゥン?って習った」という人が多い。

だが、実際の英会話の現場で“パードゥン?”が語られた実例を筆者は寡聞にして知らない(ここでの「寡聞」は文字通りの意味である)。せいぜい、英会話学校内で、入学して間もない日本人学生の口から時たま発せられた程度である。筆者のなけなしの経験からすると、こういう状況で一般的に用いられるのは“Pardon? (あるいは I beg your pardon?) ”ではなくて、もっと単純に、“Sorry?”である。

(ちなみに、知り合いのインドネシアからの留学生がドイツ人と英語で会話をしているときに、聞き返そうとして“I'm sorry?”と言っているのを聞いたこともある。それでもごく自然に通じていた。)

どう見ても“Pardon?”よりも“Sorry?”のほうが日本人にとってなじみのある単語であり、簡単である。“Pardon”の発音は発音記号で書くと /pɑ'ːrdn/ となり、/aːr/ の部分は慣れない人にとっては案外難しい。以前の記事(英語学習〜発音編〜)にも書いたが、日本人にとって些細と思う発音の違いが、英語話者にとっては非常に大きな違いとなり得る、ということを想像できるようになる必要があると思う。

もし相手の言っていることが分からずに聞き返そうとして、つたない発音で「パードゥン?」と言い、それが相手に通じなかったとき、それ以上のコミュニケーションを継続することが困難になるであろうことは想像に難くない。さらに悪いのは、こういう“失敗体験”が積み重なると自身の英語に対する自信を喪失し、「英会話なんてできなくたって…」という具合に、“すっぱいブドウ”の信者に逃避することである。


例が長くなったが、「パターン表現の暗記」を実行する際の注意として挙げたいことが2つある。

  • 学校で習ったからといって、それが実際に“自然な”会話として用いられているとは限らない(“Pardon?”と“Sorry?”の例)
  • パターン表現を自分で勝手に作らない


1点目は“Pardon?”と“Sorry?”の例として上に記したので、以降は2点目について。日本語の直訳が英語にとっての自然な表現には必ずしもならないということを意識することである。


例えば、

「座ってください」と言うには“Sit down, please.”と言うより“Have a seat.”と言うほうが自然であるし、

「〜って知ってますか」と訊くには“Do you know 〜?”と訊くより“Have you ever heard of 〜?”と訊くほうが自然である。

「多分、〜だと思う」と言うには“Maybe, I think 〜.”と言うより単に“I think 〜.”で充分だ。

あるいは「お疲れ様でした」と言いたくて“You're tired.”と言っても意図した通りには伝わらない。“See you tomorrow / next week.”と言うのが普通だろう。

(確かに“Sit down, please.”でも、“Do you know 〜?”でも、“Maybe, I think 〜.”でも伝わることは伝わるだろう。多分。はじめはそれでも良いかもしれない。それ以降は審美眼的問題なのかもしれない。ただ、一般的に言って、小さな「こだわり」を持てるかどうかが、結果として凡と非凡を分ける大きな違いに繋がるような気がしないでもない。)


こういう類のものは考えて分かるものでもないので、留学するなり海外ドラマを見るなり実際の会話を聞いてひとつひとつ覚えていくか、本等で学ぶかするしかないと思う。上記のようなパターン表現を体系的にまとめた学習本がないかと探していたときに見つけ、購入したのが以下のふたつである。


一冊目が『英会話ペラペラビジネス100(スティーブ・ソレイシィ、ロビン・ソレイシィ著)』である。

英会話ペラペラビジネス100 − ビジネスコミュニケーションを成功させる知的な大人の会話術 [CD2枚付]英会話ペラペラビジネス100 − ビジネスコミュニケーションを成功させる知的な大人の会話術 [CD2枚付]
ティーブ ソレイシィ Steve Soresi ロビン ソレイシィ Robin Soresi

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個人的な感想で恐縮だが、まさに「こういうのが欲しかった!」と膝を叩いた一冊。自然で、簡単で、応用の利く言い回しが100パターン紹介されている。促販のためか「ビジネス」と銘打ってはいるが、「大人同士の自然な」と言い換えても良い内容だと思う。


二冊目が『ビジネス英語力強化プログラム(日向清人著)』。

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「知ってる人は知っている」日向清人氏である。本著作には208パターンの言い回しが収録されており、その各々が有用であるだろうことはなんとなく感じるのだが、一冊目の『英会話ペラペラビジネス100』に比べて難しい。筆者の当面の目標は、全部覚えるのは後回しにして、本書にあるような言い回しを相手に使われても瞬時に対応できるように、ということにしている。


発音を矯正し、100個程度のパターン表現を覚えたら、少なくとも英語で話すのは気が進まない、ネイティブスピーカーによる英語の授業が億劫、ということにはならないと思うのだが…そしてこれは、普段何千もの単語の丸暗記や、分厚い文法書の通読といった各種「修行」に精進している日本人英語学習者にとっては何の苦にもならない、ハズ…


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英会話恐怖症を克服するために〜発音の矯正とパターン表現の暗記(前編)〜

外国人相手に自信を持って、少なくても物怖じせずに英語で会話できるようになるために最低限必要なのは以下の2点だと思う。

  • 正しい(日本人以外に通じる)発音を身につける
  • 繰り返し使えて応用の効くパターン表現を、瞬間的に言えるようになるまで練習する
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日本人にとっての英会話の難しさ。単語、フレーズ暗記もいいけれど…

複数の外国人と日本人が集まって英語で会話をすることになった場合、日本人にとっての英会話の難しさについて。

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